2014.06.07
#45




昔、世話になった女・ローズから手紙が来た。

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手紙の内容は、
噂で聞いた遺跡とアーティファクトの調査に、一緒に行かないか?
というお誘いだった。

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突拍子もない事を言ったりしたりする奴で、昔はよく振り回されたもんだが、
あの頃の俺は、家族のことや…まぁ色々あって鬱屈していたから、
それに救われていたところもある。
なんだかんだで愚痴や相談を聞いてもらってもいたし、
久しぶりに手を貸してやってもいいか。
その見返りに、今抱えている悩みを聞いてもらおう。
そう思って、ローズが住むという、ブルーマ近くの家に向かうことにした。

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R 「…ここだな。」
 
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R 「邪魔するぜ、ローズ。俺だ。」

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R 「…ローズ? 居ないのか?」
家の中はもぬけの殻だった。
食事や暖炉の火はそのままで、ついさっきまで人がいたような状態だ。
とりあえず、家の中をひととおり見てまわることにした。

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ローズはどこにもいなかった。
だが、寝室で地下室の入り口と思われる蓋を発見した。

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この中にいて、俺の声が届かなかったのかもしれない。
勝手に入ると怒られるかもしれないが、その時はその時だ。

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地下室に入ってみると、ちょっとした隠れ家のような空間になっていた。
奥には沢山の本が積み重ねられている。
冒険・探索好きのローズが資料として集めたものだろう。
…残念ながら、ローズの姿はここにもなかった。

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積み重ねられた本の1冊を手に取ると、中から地図と、鍵が出てきた。

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地図は雪山の中にある、聞いたことのない名前の遺跡を示していた。
ローズが行こうと言っていた遺跡は、ここのことだろうか?
俺が間に合わなければ1人で行くと手紙に書いてあったし、
すでにローズはここへ向かったのかもしれない。
…しかし、遺跡の探索に向かうのに、食事や暖炉をそのままにしておくだろうか?

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R 「…嫌な予感がするぜ。」
なにか、面倒事に巻き込まれたのかもしれない。
俺は、地図にしるされた遺跡へ向かうことにした。



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L (勢いでブルーマまで来ちゃったけど…さっむ!
  1回どこかで暖をとってからロメオさん探すかなー。
  あ、あと、なにか羽織るものも欲しいなー。)

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L (とりあえず、その辺のお店でも入って…ん?)

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L (……い)

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L (いたーーーーー!!!)

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L (ちょっ、こんなすぐに会えると思ってなかったんだけど! ちょーラッキー!!
  えっ、どうしよう!?
  とりあえず、尾行する? 尾行しちゃう!?)



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M 「デルタも出掛けてしまったのか。」

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タマネギ 「うん。でもすぐに帰ってくると思うよ。空飛ぶ箒でビューン! って。
  ところで、そっちのほうはどうなったんだい? うまくいったのかい?」
M 「あー…。こちらの計画は実行が不可能だ。
  必要なものを今から探していては、いつになるかわからない。」

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シエラ 「ただいま! チャーリー見つかった?」
O 「おかえりなさい。お仕事は終わったのですか?」
シエラ 「今担当してる分は終わらせてきたよ。で、チャーリーは?」
M 「残念ながら、進展なしだ。」
シエラ 「…そうかい。」
O 「そちらも同じようですね。」
シエラ 「うん。シェイディンハルのほうまで行ってきたから、道中で聞いて回ったんだけど…。」

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O 「別の街や行商人、冒険者にも尋ねてみましょう。
  ヴァルキリーの方にだけ任せておくわけにはいきません。」
M 「そうだな。」
E 「わかった」
 
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