2012.05.12
#6 幕間。




O 「まだ帰ってらっしゃらないんですか…。」

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シエラ 「と言うか、最近、あんまり帰ってきてないんだよ。
    よっぽど城の復興が大変なのかな。」
F 「こうなったら、そのHoarfrost城に突撃するしかないっすね。」
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O 「あぁそうです、シエラさん。
  シエラさんは、どういったきっかけでチャーリー様と暮らすようになったのですか?」
シエラ 「何? あんたの歌のネタにする気?」
O 「内容次第ですね。プライバシーの侵害はいたしませんから。」
シエラ 「たいして面白い話じゃないけど…。」

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シエラ 「昔のあたいはねぇ…なんていうのかな。
    まぁ、犯罪組織ってやつで、下っ端として働いてたんだよね。
    コレクター向けの高額商品を偽造してたんだ。
    その犯罪組織を潰しにきたのがチャーリーでさ。」

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シエラ 「先の事なんて考えてなかったから、
    組織が潰された後、どうしたらいいか分からなくってね。
    そしたら、チャーリーが言ってくれたんだよ。
    『うちに来ればいい』って。
    まぁ、あいつの事だから、深く考えて言ったわけじゃないだろうけどね。
    …ほら、あんまり面白い話じゃなかったでしょ?」
O 「そんな事はありませんよ。
  他人の人生を、面白いかつまらないかで判断するなんて、失礼じゃないですか。」
F 「なるほど。シエラさんは、そんなグランドチャンピオンの男気に惚れたと。」

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シエラ 「ほ、惚れたとか!? そういうのやめてよ、もーっ!!」
タマネギ 「ギャア!!」
F 「照れ屋さんっすねー。」
O 「いささか、度が過ぎるような気もしますが…。」



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C 「今日はこれで解散な。俺、先に帰ってるわ。」

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M 「あまり1人で行動しない方がいいと思うのだが。」
E 「この前の黒尽くめ集団がなんなのか よくわかってない」
M 「そう。君が狙いだとしたら、格好の餌食だぞ。」

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C 「俺を誰だと思ってるんだよ。
  それに、帝都まで行くってなったら、お前ら遠回りになるじゃん。
  じゃー、またなー。」



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??? 「邪魔者は居ないわね…。
    あんた達、うまくアイツを足止めしておいてね。
    その隙にあたしの矢を射ち込んでやるから。」

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??? 「作戦開始よ!」

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暗殺者達 「!?」

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C 「来てんのバレバレだよ、バーカ!!」
暗殺者達 「ぎゃあ!!」

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C 「1人だったら勝てる、とでも思ったか?」
暗殺者 「この…裏切り者め!!」

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ドスッ!!
C 「!?」

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??? 「こっちにまだ居るわよ。いつまでもつかしら?」

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C 「てめぇらっ…!!」



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F 「城って、結構立派なんすかねー?」
O 「急に押しかけて、邪魔にならないでしょうか?」
F 「グランドチャンピオンなら、『別にいーよ』で許してくれるっすよ。」
O 「確かにそう仰いそうですけど、なんだか気が引けます。」

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O 「あ、フォックスさんにもお聞きしておきましょうか。
  なぜチャーリー様と行動を共にしたいと思ったのですか?」
F 「最強の男って、憧れるじゃないっすか。
  近くに居て、考え方とか行動とか見てたら、なんか学べるものがあるかと思って。」
O 「はぁ、なるほど…。私も似た様なものですね。
  でも、あまりしつこく付いて行くのも、迷惑になるのでは?」
F 「そーっすかー? 俺の見た感じ、言うほど迷惑がってはないと思うっすよー。
  なんだかんだで、グランドチャンピオンは優しい人なんでー。」

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F 「お蔭で、俺も好きな様に出来るってもんっすよ。
  …あ、今言ったこと、グランドチャンピオンには内緒っすよ?」

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O 「…心に留めておきましょう。」

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F 「ん?」
O 「ど、どうしました?」
F 「近くで、誰か戦ってるっぽいっすね。」



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暗殺者 「うわっ!!」

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??? (マジで…? どんだけ頑丈なの、あいつ!?)

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C 「はぁ…。そろそろ終わりか?」

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O 「チャーリー様!!」
C 「!」

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??? (あ、あの人は!)

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F 「グランドチャンピオーン! 加勢するっすよー!!」

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??? 「みんな、撤収!」
C 「あっ、待てオメー!!」

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F 「えっ、こいつら…」
O 「深追いは無用ですよ! チャーリー様、ご無事ですか!?」

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F 「うひゃあ、血だらけじゃないっすかー。」
C 「あー、大丈夫。殆ど返り血だから…。」
O 「今の者達、何者ですか?」
C 「盗賊じゃねーの? よく居る冒険者だと思って襲ってきたんだろ。」
O 「それにしては、統率がとれていたような。」
C 「そういう盗賊だって居るだろ。」
O 「…まぁ、有り得なくはないですね。」

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O 「それよりも、そのなりでは、チャーリー様が暴漢と間違われてしまいます。」
F 「そーっすね。どっかで洗い流して、帰って休んだ方がいいっすよ。」
C 「いや、まだ、行く所あるし…。」
O 「何を仰いますか。顔色も良くないですし、無理はなさらないでください。」

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C 「うん、わかった…。ありがとう。」



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??? 「ハァ…ハァ…追ってはきてないみたいね…。
    あいつら、うまく逃げれたかしら…。」

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??? 「それにしても、」

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??? 「あそこで鉢合わせするとは思わなかったなー。
    『家』で会った時、なんて言おう…。」
 
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